【Jリーグ】全国のサッカースタジアムについて調べる 群馬編

サッカー

群馬県に存在するJリーグチーム

ザスパクサツ群馬

ザスパクサツ群馬公式サイト
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本稿ではザスパクサツ群馬にフォーカスを合わせる。
途中に余談としてピッチ外のスバル車と湯もみ娘、最後に新練習場についても触れる。

関東のスタジアム

スタジアム

画像:正田醤油スタジアム群馬

群馬県立敷島公園県営陸上競技場
(正田醤油スタジアム群馬)

群馬県立敷島公園 GUNMA PREFECTURAL SHIKISHIMA PARK
敷島公園の公式ホームページです。スポーツ施設区域(県管理)と松林・ばら園・ボート池などのレクリエーション区域(市管理)に分かれています。スポーツ施設には陸上競技場(正田醤油スタジアム群馬)、補助陸上競技場、野球場(上毛新聞敷島球場)、サッカー・ラグビー場、テニスコート、水泳場が設けられ、その中で数々の大会や競技会が行わ...

THE★陸スタ
と言いたいところだが、ちょこちょこと風変わりなポイントはある。今回はそこにも注目。

まず先に言及しておきたいのは

画像:正田醤油スタジアム群馬に存在する旗のスペース

バックスタンドこの真ん中のスペースいる?
(重要なオブジェとかモニュメントスペースでしたらごめんなさい)

画像:NDソフトスタジアムにも存在する旗のスペース
山形のNDソフトスタジアム

こういった構造は山形のNDソフトスタジアムにもあったりする。
もしかすると国体関係とか景観関係でそういった仕様にしているのかもしれないが、ハーフウェイラインど真ん中付近という観戦するには持って来いな場所を座席として扱えないのは、ただのサッカーファンからするともったいない気がしないこともない。

スタジアム概要

  • 開場:1951年(2006年修繕,2014年拡張)
  • 収容人数:17,891人
  • 最寄り駅:中央前橋駅(上毛電気鉄道上毛線) 徒歩約40分

アクセス

画像:最寄り駅から正田醤油スタジアム群馬へのアクセス

徒歩はちとキチィな。

JR前橋駅を基準にしたら更に10分弱上乗せされる。車社会ではあるが観戦者用駐車場はないため、車での来訪は近隣駐車場を使う必要がある。駐車場については以下のリンクから確認できる。

正スタまでのアクセス・駐車場を解説!【#初めての正田醤油スタジアム群馬】
これは、ザスパクサツ群馬のホームゲームを初めて観に行かれる方が、スムーズに正田醤油スタジアムにたどり着くために書いています。公共交通機関を使って正スタに向かわれる方、特に遠く離れた場所からいらっしゃるアウェイサポ...

なお公式としてはバスでの訪問を推奨しており、試合開催日はシャトルバスも出ている。

ザスパクサツ群馬 スタジアムアクセス

後述するが現在のスタンドは全種椅子アリの座席。また地方によっては試合開催日でもシャトルバスが出ていないところはあるため、総合的に見れば比較的恵まれているのかもしれない。

見やすさ

画像:正田醤油スタジアム群馬の内部
さかとり様より引用https://sakatori.com/maebashi-stadium/

案の定ではあるが、トラックフィールドがあるためピッチと観客席はやや離れている。特にゴール裏は顕著。陸上系スタジアムの宿命ではあるが、場所によってはどの選手がプレーしているのかすら確認しづらい。
選手が好プレーをしたらコールリーダーが選手チャントをリードしたりするが、よく見えるなぁといつも感心している。
※筆者は何度も陸スタで観戦しているがコールリーダーのリードで、あぁあの選手のプレーだったんだと認識することが度々あった。

屋根

画像:正田醤油スタジアム群馬の屋根
画像:正田醤油スタジアム群馬の屋根
さかとり様より引用 https://sakatori.com/maebashi-stadium/

お気持ち程度に添えられた屋根。
風次第ではメイン中央後方2列すら濡れる。実質来賓+プレス席のための屋根と化している。

おまけ ピッチサイドの車と湯もみ娘

1つめの注目点は、試合を見ていると分かるのだがメインから見て左奥、ホームゴール裏側に車が停まっている。

画像:正田醤油スタジアム群馬に設置されている車
わかの観戦日記様より引用 http://waka77.fc2web.com/studium/10gunma/08sikishimariku.htm
画像:正田醤油スタジアム群馬に設置されている車
画像上部に注目 車が停まっている

ザスパクサツ群馬のスポンサーとして富士スバルがついており、プロモーションの一貫として配置されているのだろう。スバルの前進となる企業が群馬発で、群馬にスバルの工場も存在。
スバル本体がスポンサードしてくれたら群馬ムッキムキになりそうなものだが、色んな兼ね合いもあってそう簡単には出来ないんだろうな。

そして2つ目の注目ポイントは湯もみ娘

画像:湯もみ娘
画像:湯もみ娘

草津と言えば温泉。温泉の効能を水で薄めず入浴できる温度にするため、人の背丈ほどある木の板でお湯を揉んでいた(温度を下げていた)。その湯揉み文化をサッカースタジアムで再現!
江戸時代から行われていた湯揉みが、現在もなお、サッカースタジアムで受け継がれている。

ちなみに湯もみ娘はしっかりアウェーにも遠征している。

総括

スタジアムは並だが文化は独特

スタジアムは陸上競技場を兼任している都合上、どうしても特筆することが少なくなってしまう。挙げるとするならばお気持ち程度の屋根はもう少しなんとか…。

だがスタジアムの文化は群馬特有なものがある。スタジアムのピッチ外(試合映像に映る箇所)にスポンサーの車を配置、昔ながらの伝統を受け継いだ湯揉み娘。いずれも群馬ならではの文化である。

今後仮にも新スタジアムや現行スタジアムの大幅改修などがあれば前者は無くなってしまう可能性はあるが、湯揉みは人がいれば受け継ぐことができる(持ち込み制限がかからない限り)。スタジアム湯揉みという一つのカルチャーを今後も繋いでいって欲しい。

余談 練習場の新設

画像:ザスパクサツ群馬の新練習場

2024年、めちゃんこ綺麗な練習場ができます

カインズ 「前橋市サッカー場(仮称)」基本計画を発表
株式会社カインズのプレスリリース(2022年8月10日 16時00分)カインズ 「前橋市サッカー場(仮称)」基本計画を発表

昔からスポンサーとして付いてくれているカインズは2020年にザスパクサツ群馬の筆頭株主となった。
以前から専用練習場専用のクラブハウスを持っていなかった群馬だが、企業版ふるさと納税を利用する形で、クラブハウスやサッカーグラウンドを含めた練習施設をザスパクサツ群馬(厳密には前橋市)に寄付したのだ。太っ腹すぎる。
(実質ザスパ専用の施設はあったが、土地や施設は市が所有する施設などを借りていたため完全なる専用ではない)

画像:ザスパクサツ群馬の新クラブハウス予定図

天然芝2面+人工芝1面+フットサルコート3面、比較的広めな駐車場もあり、ついでにカフェやレストランまで併設される

画像:ザスパクサツ群馬1Fテラス(オープンカフェ)
練習場横に併設予定のカフェテラス
画像:ザスパクサツ群馬2Fレストラン
2階に併設予定のレストラン

サッカー場及びクラブハウスは、カインズが設計・建設を行い、完成後に前橋市に寄附します。供用開始後は、株式会社ザスパが指定管理者となり、次世代選手の育成(アカデミー)や地域住民の交流拠点として、施設の一部を開放するなど、連携して地域貢献を図ってまいります。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000238.000008255.html

J3やJFLではクラブ専用の練習場を持っていないことも多いが、昨今のJ2で専用施設を持っていないクラブはザスパだけであった。そのザスパにJ1クラブでも所有していないような専用施設ができる。
カインズ様には足向けて寝れねぇ…。

関東のスタジアム

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