山形県に存在するJリーグチーム
モンテディオ山形
過去最高カテゴリはJ1(2023年シーズンはJ2)。
本稿ではモンテディオ山形にフォーカスを合わせる。ついでに新スタジアム関連についてもちょっと食い込む。
北海道・東北のスタジアム
スタジアム
山形県総合運動公園陸上競技場
(2007年からエヌディーソフトが命名権を取得しており、NDソフトスタジアム山形という名称が一般的)
陸上競技向けのトラックフィールド等が敷設されている、よくある陸上競技兼球技場。
屋根はメインスタンドの中央部に一部ある程度。その他は全て屋根なし。ただし全席種に椅子は設置済み。
スタジアム概要
開場:1991年6月(95年拡張)
収容人数:21,292人
最寄り駅:天童南駅(奥羽本線) 徒歩約15分
ライセンス問題
スタジアムの客席に対する屋根のカバー率が低すぎるため、制裁対象として指定されている。
アクセス
Googleマップで調べたら徒歩30分弱だったのに、ちゃんと調べると15分と書いてあった。理由は恐らくこのモンテロードが整備されたから(?)。30分歩けと言われるのと15分歩けと言われるのでは雲泥の差。鉄路メインのホーム/アウェー民に優しめ。
山形駅からスタジアム方面へのバスも出ているらしい。
※停留所名はNDソフトスタジアムとか総合運動公園陸上競技場前とかではなく、東芳賀バス停なので要注意。ただし片道590円(2022年現在)。列車使って天童南駅から徒歩の方が安上がりに済む。
なお鉄路やバス以外にも、定額タクシーや空港からスタジアムへのタクシー(空港ライナー)もあるらしい。詳しくは以下のリンクから。
ピッチまでの距離は遠い・・・
陸上競技場を兼任している競技場の宿命は、観客席とピッチが遠い点。2万人以上収容可能なのだが、ピッチとの距離は相当ある。この問題については後述するスタジアム改修/新スタジアム案にも続く。
スコアボードは正義のハイビジョン液晶
やはりカラーで見やすいビジョンは正義。流石にJ1経験クラブなだけあってその辺の環境は整っているか。
雨具は当然必須
先述の通り屋根はメインスタンドの中央部にしかないため、ほとんどの座席で雨具必須。でもまあコンクリや芝生に直座りではなく、椅子が設置されている分まだマシではある。
新スタジアム構想
現在のイメージとしては屋根付きの全天候型で収容人員1万5000人の規模を構想し、事業費は資材などの高騰もあり150億~200億円程度の費用を見込んでいる。23年度中に基本設計を固めたい。万が一、リーグが秋春制に移行しても対応できるよう、雪国でも冬にスポーツができる施設として県民に夢を届けたい
https://kahoku.news/articles/20221205khn000021.html
現在進行系で新スタジアム構想が進んでいる。現在の予定では、NDソフトスタジアム山形の南に位置する大型駐車場に建設する前提で話が進んでいる。
収容人数は15,000人規模。つまりJ1ライセンス基準を満たせるレベルとなっている。23年度中に基本方針を固めるとのことなので、早ければ2020年台後半には竣工できるのではと推測。
※もちろん予定していなかった実地調査や環境調査が入って予定より大幅に遅れるかもしれないけど…。
総括
よくあるスタジアムだけど夢はすぐそこ。
箱物は大体国体開催に合わせて作られるパターンが多いのだが、ここもその一例。球技専用ではなく陸上競技場と合わせられるため、球技を見るには若干不向き。ただしアクセスがひどく悪いわけではなく、スタジアム環境も一定水準を保てているため及第点。
それよりも新スタだよなやっぱ!
現スタジアムのすぐ真横に作られる(予定)ためアクセス面については従来と変わらないが、観戦環境は劇的に変化する。仮にも複合型スタジアムとなれば、球技場として以外での活路も見いだせる。
今後のモンテディオドリームに期待したい。
北海道・東北のスタジアム
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