北海道に存在するJリーグチーム
北海道コンサドーレ札幌
本稿ではこの北海道コンサドーレ札幌が利用しているスタジアムについて調べる。
北海道・東北のスタジアム
スタジアム
札幌ドーム
2022年まではプロ野球の日本ハムファイターズと共存して使っていた、サッカースタジアムにも野球場にもなるドーム型スタジアム(球場)。普段は野球仕様だが、サッカー開催日前は内装を一気に変える。
スタジアムの座席が稼働し
外で管理されている芝生を
スタジアムに入れて
回転させて設営完了(厳密にはもう少し色々手入れするけれど)。
ここまで斬新なスタジアムは多分日本中探してもここしか無い。2023年からは日本ハムファイターズが新球場へ本拠地を移すため、今後はほぼほぼコンサドーレ札幌の専有となる。
スタジアム概要
竣工日:2001年6月2日
収容人数(サッカー仕様):41,983人
最寄り駅:福住駅(札幌市営地下鉄東豊線)から徒歩10分程度
ベースが野球場のため観客席とピッチはやや離れている。また場所によっては高低差もあるため、臨場感はやや薄れる。ただし否が応でも高さはあるため、俯瞰して試合全体をゆっくり見たいのであれば特に問題なし。
ドーム内は空調設備があるため、夏でも冬でもある程度の室温は保たれている。ゴールデンウィーク辺りのJリーグの試合で、デイゲーム屋根なし陸上競技場にありがちがなカンカン照り直射日光激アツ観戦環境にならないというだけでかなりのアド。
ドームスタジアムのため雨に濡れる心配は一切無い。雨天時の観戦のしやすさ+プレーのしやすさに関しては日本一と銘打っても良いはず。
札幌厚別公園競技場
分かりやすいほど陸上競技場兼球技場。基本的には札幌ドームを使っているコンサドーレ札幌だが、野球との兼ね合いやコンサート等の都合によっては、この厚別球技場を使うことがある。
23年からこの球技場を使う頻度は相当減る予感。
スタジアム概要
竣工:1986年
収容人数:20,861人
最寄り駅:札幌市営地下鉄東西線 大谷地駅から徒歩20分
※バスは細かいため省略。
やはり陸上競技兼球技場のため、迫力は今一つ。屋根ありの場所は死ぬほど限られているため、雨となれば基本的に9割5分程度の座席がずぶ濡れとなる。対して札幌ドームは全面ドーム型のため、天候に関しては一切問題ない(台風が来れば当然試合中止になる可能性もあるけど)。
総括
荒天でも試合内容に影響しないというアドバンテージ
Jリーグあるある。土砂降りの中で試合してグラウンダーのボールが水たまりにハマり泥沼になりがち。特に水はけの悪いスタジアムであれば尚の事。ろくすっぽパスが通らないなんてこともザラ。
ストイコビッチのリフティングドリブルの映像なんてまさにその雨天の最中に起こった出来事。
風が吹こうと雨が降ろうと、ピッチ及び観客席には一切影響がないというだけで頭一つ抜きん出るスタジアム。他のスタジアムは屋根がないため、雨が降っていなくても雷の音が聞こえたら試合を中断させる事になっているが、札幌ドームの場合は多分雷鳴っても試合継続。ドーム様々。
ファイターズが新スタジアムへ移転したということもあり、札幌ドームの主たる利用者はコンサドーレ札幌ということになる。今後の活用方法は札幌ドーム管理者及び関係者で決めることではあるが、”野球場”として利用しないのであれば、いっそサッカー利用をメインに据えた改修が行われても良い気がする…
と思ったけど、全面ドームだと日光がスタジアム内に入らないから芝生が育たない。ゴール裏付近をもっと前に出せるような形で改修したらピッチも近くなるしいい感じじゃんと思ったが、そうすると芝生搬入時の障害となる。
豊田スタジアムでやっていたりする可動式観覧席ならまだ可能性を見いだせるか…?
北海道・東北のスタジアム
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