水曜どうでしょうでおなじみのサイコロの旅。
今回はサイコロの旅Part3後編の全行程を実際に行った場合、現在ならいくらかかるのかを調べた。
サイコロの旅1
サイコロの旅2
サイコロの旅3前編
サイコロの旅3後編(←イマココ)
サイコロの旅4
サイコロの旅5
サイコロの旅6
はじめに
・全行程を1人で巡る計算とする
・とりわけ指定がない限り、特急や新幹線は自由席料金で計算する
・旅費宿泊費は全て通常料金として計算する(キャンペーン価格やクーポンなどは適用しない)
・宿泊については当日予約を前提として計算する
・ツインルームや4人部屋は1部屋の料金で計算する(1人あたりの料金で計算しない)
・食事代については計算しない
・休止(廃止)したサービスについてはそれに近しい代替手段を用いる
・全行程は平日に行われたとして計算する(土日祝日料金は勘案しない)
基本的な計算方法は上記の通り。
本来であれば日程や時間も全て本編に忠実にしたかったところだが、1人で水曜どうでしょうを体験したい人向けの記事にするため、こうせざるを得なかった。
また実際に全行程を追う場合場合に備えて、金銭的余裕を持たせるためあえて通常料金計算とした。
ただし全行程は平日に行われる(かつ翌日が平日である)条件で計算したため、土日祝日での旅の場合は当然割増されるケースが想定されるため要注意。
なお、現在は存在しない列車やサービスの場合は、代替手段を用いる(類似した列車やそれに近しい移動手段を用いる)。
サイコロの旅3後編のかんたんなあらすじ
サイコロの旅3前編ではミスターのタイムリミットが到達したため、淡路島で終了。
この悔しさを胸に、リベンジを果たすため淡路島へ向かう一行!
だが案の定、大泉には淡路島へ向かっているとは伝えていない。
※当人には道内ロケとだけ伝えていた
どれだけ説明してもサイコロ3のリベンジと信じない大泉。
ジャージにスノートレッキングシューズ、通称雪面の飛び魚を履いている大泉。
車の後部にはお馴染みのサイコロフリップ。
全てを察してもなお足掻く大泉。
しかし車は空港へ向かい、一行はそのままサイコロの旅3前編の終着地、淡路島を目指すのであった。
高速バス(淡路島→徳島)
雪面の飛び魚ダイスも虚しく、後編1発目の出目は徳島行き。
なお津名港からバスに乗っているが、現在は恐らく津名港から徳島行きのバスが発着していないため、洲本BC発として考える。
大人1人1,690円。ダイヤ縮小かつコロナの影響により便数が減っているため、11時15分発に乗車。12時45分頃に徳島着。本編より早めに到着するが、遅れるよりはマシである。
本編では渦潮を眺めようとしたが、先程の画像の通りよくわかんなかったらしい。
特急+快速+普通列車(徳島→倉敷)
四国脱出は確定するも、札幌へ近づく東京ではなく倉敷へ行くこととなる。
本編通りうずしお16号に乗車。
(※ダイヤ改正により現在は本編よりも早い列車の可能性あり)
その後高松で快速マリンライナーに乗り換え、岡山からは更に在来線普通列車に乗り継いで倉敷。合計て4,540円。
夜行バス マスカット号(倉敷→東京)
広島で牡蠣を食べたい!!というミスターの要望に応えて広島行きの出目も準備されていたが、出たのは東京行き夜行バスマスカット号。
両備バスと関東バスが運行しているが恐らく乗ったのは両備バス…?
当時とほぼ同じ時刻に運行している。
本稿は原則平日基準のため、とりあえず7,800円として進める。
実はサイコロの1と2は広島行き新幹線、3と4は東京行き飛行機、5は名古屋行き新幹線。
唯一6に設定されていたのが東京行き夜行バス。一番出してはいけない6をミスターは出してしまった。これには大泉もガッカリ。
新幹線(新宿→神戸)
12時間かけて倉敷から新宿まで来たにもかかわらず、神戸まで戻ることになった。
移動の大半が端折られていたため、最短ルートで進める。
新宿からJR在来線を乗り継いで品川へ。品川からのぞみに乗車して新神戸というルート。合計14,420円
ヘリコプター(神戸→湯村温泉)
定期運行していたヘリコプター路線。
事故が発生して以降は営業を中止。ヘリポートも廃止されている。
ここで問題となるのはヘリコプター路線が廃止されている点。
神戸から湯村温泉は想像以上に離れている。鉄路を用いるとどうしても到着が夜になる。
そのため今回は、陸路(鉄道とバス)で目指す。
まずは降りたばかりの新神戸からすぐさま新大阪方面への新幹線へ乗り換える。
そして在来線で大阪駅へ。ここまで1,600円。
奇跡的に湯村温泉行きのバスが1日2本、昼と夕方に出ているため、昼便に乗車。
大阪から湯村温泉は片道4,400円。これで本編とほぼ同じ行程で進める。
なお本編は伝説の回が繰り広げられていた。
乗り物に弱い大泉洋。
気流の関係により機体が揺れる。
機長の謝罪も虚しく、
無事リバース。
機内は直前に食べたハヤシライスの匂いが充満して、もらいゲロしそうになったミスター。
ヘリを降りての一言目は、ごめんなさい。
彼はケビン・コスナーになれないし、エアーウルフの出演も、トップガンの出演も難しい。
バス+在来線普通+特急(湯村温泉→京都)
本編では湯村温泉でひとっ風呂浴びていたが、ヘリを使わない行程で風呂に入るのはなかなか厳しいと思われる。
次の行き先は京都。
湯村温泉から浜坂駅行きが15時31分に出るためこれに乗る。
料金は300円。
浜坂から鳥取へ向かったと、スーパーはくとで京都へ向かう。
一度本編と逆方向に向かっているじゃないかと思うかもしれないが、
本編通りの路線で行くと、減便に次ぐ減便とダイヤ改正の影響により特急に乗れない。
できる限り本編に忠実(主に使用した種別や料金面)にするため、独断で鳥取ルートを採用した。
在来線普通と特急合わせて8,020円。
夜行バスギャラクシー号(京都→福島)
ギ ャ ラ ク シ ー 号 福 島 行 き
お一人様12,400円。約11時間で関西から東北は福島まで送ってくれる親切設計☆
当然ではあるが大泉は画像のようにやられてた。
新幹線+特急(福島→大曲)
福島で出した目は秋田県は大曲。着実に北へ向かっている。
本編では山形新幹線つばさ101号に乗り、山形で特急こまくさに乗り換えるのだが、現在つばさ101号も特急こまくさも存在しない。
また山形まで新幹線を使い、以降は在来線普通列車という手もあるが時間の都合上厳しい。そのため今回は仙台経由で大曲を目指す。東北新幹線は全席指定席。合計11,650円。
車中で明らかになった驚愕の真実。
かのアルプススノー社から出されたこの雪面の飛び魚は内側にミンクの革を使っている(※大ホラ吹き大泉談)ため、ワシントン条約に抵触する可能性すらあるとのこと。
代行バス(大曲→盛岡)
当時の時刻表には大曲から盛岡への新幹線が載っていたが、それは正式開通後の時刻表。
撮影時は3月9日(開通は3月22日)。まだ走っていない。なんなら在来線も工事中のため、代行バスが走っていた。
ただし現在は開通済みで田沢湖線も工事が終わっている。少なくとも彼らは新幹線には乗っていない。なら在来線だな。
14時55分発の田沢湖線で盛岡へ。1,520円。
代行バスは2時間20分だったらしいので、時間的にも遜色ない。
八戸から一気に北海道
前回の雪辱を晴らす形で無事北海道へのゴールを決めた。
ただし最後の移動手段はフェリー。
まずは盛岡から八戸へ移動。4,290円。
本編でタクシー乗り場付近を歩いていたため、(恐らく)タクシー移動。3,340円。
22時ちょうど発のフェリーに乗船。
堂々の雑魚寝のため恐らく2等客室。お値段5,600円。
以上をもって北海道帰還達成。サイコロの旅1以来の帰還達成である。
総額
現在地 | 目的地 | 手段 | 料金 | 備考 |
淡路島 | 徳島 | バス | 1,690円 | 津名港ではなく洲本BC発 |
徳島 | 倉敷 | 特急+快速+普通列車 | 4,540円 | |
倉敷 | 新宿 | 夜行バス | 7,800円 | |
新宿 | 新神戸 | 在来線+新幹線 | 14,420円 | |
新神戸 | 湯村温泉 | 新幹線+在来線+バス | 6,000円 | ※ヘリ廃路による代替手段 |
湯村温泉 | 京都 | バス+在来線普通+特急 | 8,320円 | 時間や料金面の都合により一部路線変更 |
京都 | 福島 | 夜行バス | 12,400円 | |
福島 | 大曲 | 新幹線 | 11,650円 | |
大曲 | 盛岡 | 在来線普通 | 1,520円 | 秋田新幹線開通済みかつ代行バス廃止済みであるが、乗車時間と料金が一番近い在来線を採用 |
盛岡 | 苫小牧 | 新幹線+タクシー+フェリー | 13,230円 |
合計81,570円。
なお前回のサイコロの旅3前編では72,610円だったため、通しで行った場合154,180円となる。
前編と合わせれば最長かつ最高額となる。思いの外金額が高くないのは、夜行バスを使っているからだろうか…。夜行バスのおかげで余計な宿泊費も支出せず済んでいる。その分体力持ってかれるが。
サイコロ3はちょっと私には敢行できる勇気がない…。勇者求ム。
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