OTA各社について考える じゃらん編

備忘録

運営母体

運営母体は株式会社リクルートホールディングス。意外と知られていない事実である。
そのためじゃらん利用時はリクルートIDの取得が必要となる。同社系列サービスにホットペッパーやポンパレモールなども存在。ポンパレモールに関してはサイトUIがやけに楽天市場に似てる気がするけど気のせい?
母体がリクルートという強固な地盤の持ち主であり、求人広告や人材派遣以外の分野にも手を出している多角経営。その一角としてじゃらんが存在。

特徴

旅先情報ならじゃらんで調べるといいかも

元は国内旅行情報誌として登場(創刊)されたため、現在のじゃらんHP内でも旅先情報に関する記事や特集ページが組まれている。こうした旅先情報の提供については恐らく国内OTA界隈でも随一。
季節ごとに特集内容も変わるため、どこに行くか迷っている際はとりあえずじゃらんを見て決めるもよし。

ちなみにOTAに順位付けをすると、じゃらんが国内最大手らしい。
そんな印象なかったけど実際サイト閲覧者数等は楽天トラベルを差し置いて1位。

宿泊施設側の手数料も日本国内では最安らしいので、宿泊施設側としたら直接自社HPで予約の次に、このじゃらんで予約して欲しいと思っているんだろうなという印象。

ポイント関係は複雑だけど色々使える

  • リクルートポイント
  • Pontaポイント
  • dポイント

これらのポイントが利用可能。(2022年12月現在)
ただしポイント関係についてはやや複雑なためこの記事では割愛。リクルートが発行しているリクルートカードを用いればポイント還元率も上がるってのは覚えておいてもいい。

各ポイントは別のポイントに交換可能。
(例:リクルートポイント→Pontaポイント, 他社ポイントサイト→リクルートポイント等)
例を挙げるとここでは書ききれないので、各自ここで確認して欲しい。
(リクルートのポイント交換サイトに遷移します)

サイトUIが良くも悪くも昔ながら

一昔前の最前線(流行)だったようなサイトUI。
悪いというワケではないが洗練されているというワケでもない。平たく言えばよくあるOTAの代表例として挙げられるようなサイト。
ちょっと前までは宿泊施設をホイールクリック(別タブで開く)してもなぜか開けず、1枚のタブで比較しないといけない面倒な状況だったような気がするけど、現在はホイールクリックしたらちゃんと別タブで開く。
普通にクリックした場合でも別タブで開いてくれるので比較しやすくて助かる。
強いて悪い点を挙げるとすれば、サイトバナーに大量のバナーが添付されているため、純粋に宿泊施設情報だけを知りたい人にとっては余計な欄が多く感じるかもしれない。

たまに期間限定ポイントが1000ポイントくらい付与されてる 

なんか知らんうちに期間限定ポイントが1000ポイント付与されてたりします。
ホットペッパーグルメ,ホットペッパービューティー, じゃらんなど、各コンテンツでのみ使える期間限定ポイントが1000ポイント(=1000円)くらい付与されてることがあります。
期間限定ポイントを使えば恐らく他社OTAと比較しても最安で予約することができることが多い。
じゃらんに付与されているポイントであれば、宿泊予約だけではなく同社の遊び・体験等のレジャー関係の予約にも使える。これめっちゃお得だった印象。
しれっと付与されてしれっと期限が切れていることもあるので、定期的にマイページで確認することを推奨。
(※期間限定ポイントが付与されたタイミングで登録しているメールアドレスに通知が来ます)

クーポン充実度

多分どのOTAサイトよりもクーポンの種類は多い

比較的多い方。というより他社と比べても1,2を争うレベル。
宿泊ホテル, じゃらんパック, 遊び・体験, レンタカー, 航空券, ゴルフ…大体どの予約に対してもクーポンが配布されている。クーポン使用するのが前提みたいなところはあるけれども、複数人旅行や連泊、高級宿泊施設を予約する場合はそこそこお得になるクーポンが配布されているので要チェック。
なお使い勝手の良いクーポンはすぐ無くなるので、定期的にサイトをチェックして求めているクーポンがあるか確認することを推奨。

全ての宿泊施設で使えるクーポンはそこそこで、地域限定や特定の施設限定クーポンみたいなのがたくさんあるため、予約完了させる前に使えるクーポンがないか予め詮索した方がいい。

余談 1泊が数百円になるクーポンが配布されていたことがある

一昔前の話にはなるが、台風などの被害を被った都道府県を対象としてとてつもなく安くなるクーポンが配布されていた。
画像は某所の予約だが、大人2人で16,800円、そこから16,000円割り引かれ、ポイントを800ポイント消費。
実質0円(実費としてもポイントを800消費しただけ)で朝食付きのホテルに泊まれた。曰く付きなどでもなく、本当に普通のホテルである。
ふっこう割などのかなり特殊な事例であるが、時として私のような少庶民の財布に優しすぎるクーポンを投げてきたりする。経済こわれちゃう。

じゃらんを使うメリット

  • 旅先情報に関しては豊富
  • 使用するポイントを複数選べる
  • クーポン類が充実

旅先情報に関しては先述の通り国内旅行情報誌として創刊されたためかなりきめ細かい。
旅行は行きたいけれどもどこに行きたいのかまだ決まっていないという方は、まずじゃらんをチェックしてから決める流れを推奨。

ポイント関連はリクルート, Pontaポイント, dポイントなど色々使えるため、余ったポイントをじゃらんで消費みたいな方も多少いるはず(そのうちの一人が私)。
還元率上げたいならリクルートカード持っておいて損はなし(作るだけでポイントがっぽりもらえるキャンペーンしてたりもするらしい)。

クーポン類の充実度も高い。ただし高額な宿泊施設に関してはクーポン使うことを前提とした価格設定になっていることが少々。割安な予約にも使えるクーポンは定期的(観光シーズン前とか)に投げられているので、キャンペーン開始時刻と同時にとりあえずクーポンだけは確保しておくべし。
(ふっこう割などは大した通知などもなくしれっとサイト内で配布されているので、クーポンページだけでもいいからこまめに確認した方がいい)

率直な感想

原点にして頂点なOTAサイト。
利用する側としてはとりあえずここで予約しときゃいい。大体の宿泊施設はここに登録されているからね。
ポイント関係が若干複雑なので一元化して欲しいけど、その辺は企業間の問題なので一利用者が口出ししても意味は無いか…。

迷ったらとりあえずじゃらんで問題なし。

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