水曜どうでしょうでおなじみのサイコロの旅。
今回はサイコロの旅Part1の全行程を実際に行った場合、現在ならいくらかかるのかを調べた。
サイコロの旅1(←イマココ)
サイコロの旅2
サイコロの旅3前編
サイコロの旅3後編
サイコロの旅4
サイコロの旅5
サイコロの旅6
はじめに
・全行程を1人で巡る計算とする
・とりわけ指定がない限り、特急や新幹線は自由席料金で計算する
・旅費宿泊費は全て通常料金として計算する(キャンペーン価格やクーポンなどは適用しない)
・宿泊については当日予約を前提として計算する
・ツインルームや4人部屋は1部屋の料金で計算する(1人あたりの料金で計算しない)
・食事代については計算しない
・休止(廃止)したサービスについてはそれに近しい代替手段を用いる
・全行程は平日に行われたとして計算する(土日祝日料金は勘案しない)
基本的な計算方法は上記の通り。
本来であれば日程や時間も全て本編に忠実にしたかったところだが、1人で水曜どうでしょうを体験したい人向けの記事にするため、こうせざるを得なかった。
また実際に全行程を追う場合場合に備えて、金銭的余裕を持たせるためあえて通常料金計算とした。
ただし全行程は平日に行われる(かつ翌日が平日である)条件で計算したため、土日祝日での旅の場合は当然割増されるケースが想定されるため要注意。
なお、現在は存在しない列車やサービスの場合は、代替手段を用いる(類似した列車やそれに近しい移動手段を用いる)。
サイコロの旅1のかんたんなあらすじ
当初の目的はアン・ルイスに会うこと。
六本木プリンスホテル(現東京プリンスホテル)にてアン・ルイスに会い、インタビューをするのが本来の目的。せっかく東京まで来たのだからなにか企画でもして帰ろうという思いつきから生まれたのがこの企画。
サイコロの旅第一弾ではあるが、後編でもお馴染みな夜行バスや特急、フェリーなどの手段を駆使して札幌帰還を目指す。
オレンジライナー(東京→松山･道後温泉)
新宿高速バスターミナル(後にバスタ新宿へ集約)から松山･道後温泉へ。
A期間大人運賃を適用して11,000円。20時頃に出発して翌朝8時頃到着。乗車時間はおおよそ12時間。
なお本編ではさっそく大泉がぼやきを炸裂。
楽しみにしていた瀬戸大橋も夜行バスの仕打ちに遭い見逃す。到着後は道後温泉で軽くひとっ風呂浴びた。
特急宇和海+国道九四フェリー(松山→臼杵)
宇和海7号でまずは松山から八幡浜へ。
本編では宇和海3号に乗車していたが、ダイヤ改正の都合により現在の宇和海3号は朝6時台となっているため、本編の出発時間に一番近い9時7分発の宇和海7号を設定した。
運賃及び自由席の利用で合計2,500円。
一般席大人1人で1,090円。
本編では臼杵行き5便(11時10分発)に乗船していたが、現在の九州行きダイヤは全便毎時30分発となっている。
船ではパンとジュースを喫食。
カメラ担当の嬉野Dはさっそく船酔い。大泉の九州行くか?といった問いかけに対して、キレ気味で行くと返事。その後大泉が半目で寝ている姿が映し出される。
特急にちりん36号(臼杵→小倉)
本来であれば14時40分発の特急にちりん36号を使用したいところだが、現在は当該ダイヤが存在しないため、後発のにちりん10号とソニック44号を併用して小倉へ。自由席利用でお値段5,500円。
なお大分まで在来線普通列車を用いれば、水曜どうでしょうとほぼ同じ行程で向かうことができる。
余談であるが、このサイコロ回で1を出していれば即札幌に帰ることができた。
しかし鈴井の出した目は5の小倉行き。本編では5が出た瞬間に現実を受け入れられずサイコロを蹴飛ばす大泉を拝むことができる。
新幹線ひかり64号 (小倉→新大阪)
新幹線ひかり64号で新大阪へ。
本編では19時01分発のひかりであるが、現在は存在しないダイヤのため後発ののぞみ64号を使用。自由席で13,870円。
なお大泉曰く、これが初新幹線乗車だったとのこと。
寝台急行きたぐに(新大阪→新潟)
本稿で一番困った回がこの急行きたぐに。
まずそもそも、現在急行きたぐにが存在しない。そして急行きたぐには夜行列車。現在の日本で夜行列車は絶滅危惧種となっており、代替手段を探そうにもどうしようもない。だが翌日の行程を考えるとすれば少なくとも翌朝までには現地に到着している必要がある。
そのため苦肉の策として、代替手段として夜行バスを選択。
日程によりけりではあるが、検索時は当日価格7,600円となっていた。
本編では翌朝9時30分頃に駅前で撮影しているため、この夜行バスを使えばおおむね行程通り進める。
なお本編では寝台券が3人分しか確保できなかった。メンバーは4人。年功序列“何らかの方法“で大泉が普通の座席で夜を過ごすことになった。
新日本海フェリー小樽行き(新潟→小樽)
珍しく無事北海道行きの出目を出した水曜どうでしょう一行。しかし行き方はフェリー。
具体的な行程は記されていなかったが、恐らく日中に乗船して翌朝(朝と言っても4時や5時台)に到着の便だと推測される。同様の行程が新日本海フェリーより出ていた。
最安のツーリストA･Bの期間Aを適用し11,100円。
以上の行程をもって、無事サイコロ1全行程終了となる。お疲れ様でした。
総額
| 現在地 | 目的地 | 手段 | 料金 | 備考 |
| 東京 | 松山 | 夜行バス | 11,000円 | |
| 松山 | 臼杵 | 特急+フェリー | 3,590円(合計) | |
| 臼杵 | 小倉 | 特急 | 5,500円 | |
| 小倉 | 新大阪 | 新幹線 | 13,870円 | |
| 新大阪 | 新潟 | 夜行バス | 7,600円 | 急行きたぐに廃止のため夜行バスで代替 |
| 新潟 | 小樽 | フェリー | 11,000円 |
総額52,560円となる。
なお当然ながら、飲食費については計算していない。また全て通常料金での計算のため、キャンペーンやクーポンを併用すればより安く移動することが可能。キャンペーン価格適用させれば飲食費込みで5万円程度に収まるかどうかってところだろうか。
悔やまれるのは新大阪から新潟への移動手段。
急行きたぐに廃止に伴い代替手段として夜行バスを選んだが、できる限り本編に近づけるための苦肉の策。常人であれば一泊して早朝向かう、もしくは先乗りして新潟一泊を選択したほうが良い。
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