水曜どうでしょうでおなじみのサイコロの旅。
今回はサイコロの旅Part6の全行程を実際に行った場合、現在ならいくらかかるのかを調べた。
サイコロの旅1
サイコロの旅2
サイコロの旅3前編
サイコロの旅3後編
サイコロの旅4
サイコロの旅5
サイコロの旅6(←今ココ)
はじめに
・全行程を1人で巡る計算とする
・とりわけ指定がない限り、特急や新幹線は自由席料金で計算する
・旅費宿泊費は全て通常料金として計算する(キャンペーン価格やクーポンなどは適用しない)
・宿泊については当日予約を前提として計算する
・ツインルームや4人部屋は1部屋の料金で計算する(1人あたりの料金で計算しない)
・食事代については計算しない
・休止(廃止)したサービスについてはそれに近しい代替手段を用いる
・全行程は平日に行われたとして計算する(土日祝日料金は勘案しない)
基本的な計算方法は上記の通り。
本来であれば日程や時間も全て本編に忠実にしたかったところだが、1人で水曜どうでしょうを体験したい人向けの記事にするため、こうせざるを得なかった。
また実際に全行程を追う場合場合に備えて、金銭的余裕を持たせるためあえて通常料金計算とした。
ただし全行程は平日に行われる(かつ翌日が平日である)条件で計算したため、土日祝日での旅の場合は当然割増されるケースが想定されるため要注意。
なお、現在は存在しない列車やサービスの場合は、代替手段を用いる(類似した列車やそれに近しい移動手段を用いる)。
サイコロの旅6のかんたんなあらすじ
幾多の戦場を駆け抜けたどうでしょう軍団。1年半というブランクを経てサイコロの旅が復活。
サイコロ1
どうでしょうワールド炸裂。年功序列大泉強制自由席夜行列車であったり、北海道帰還が決まったもののフェリーで小樽到着という思いの外パッとしないEND。
サイコロ2
フェリー祭り。最終日前日徳島で一泊できたものの翌日の出目は和歌山でフェリーEND。
サイコロ3前編
またしても何も知らない大泉洋は騙される形でサイコロの旅へ。相変わらずどうでしょうらしく淡路島フェリーEND。
サイコロ3後編
前編のリベンジを果たすべく淡路島からスタート。だが大泉酔うが炸裂しヘリコプターで大リバース。体調を崩しながらも北海道帰還を達成するが、相変わらず最後の手段はフェリー。
サイコロ4
カントリーサインの旅と見せかけて半ば拉致する形でサイコロの旅へ突入。ミスターはもみじまんじゅう、赤福、ずんだ餅を食べさせられた挙げ句、最後は博多に連れて行かれ帰還できず。
サイコロ5
初手キングオブ深夜バス。奄美大島まで飛んだ挙げ句東京に戻って再びキングオブ深夜バス。最後はチャンスタイムをモノにして飛行機で北海道帰還。
伝説の企画、再び。
在来線+飛行機(東京→伊豆大島)
初手、飛行機。
せっかく羽田にいるにも関わらず、羽田でもなく、成田でもなく、調布発。
“本編に忠実“に進めるため、まずは羽田から武蔵境へ移動。IC利用775円。
武蔵境から調布飛行場へ。2,900円程度。
9時ちょうど発の便に搭乗。
ただし昔のフライトとは時間が変わっているため、時間的にはかなりキツイ。羽田を出るのをもっと早い時間帯にすることをオススメする。片道12,000円。
思いの外ちっせぇ飛行機に一行は戦々恐々。
サイコロの旅3で事件を起こした大泉は、念のためにエチケット袋を準備。だが機体の見た目に反して安定感ある飛行だったため使わずに済んだ。
フェリー+新幹線(伊豆大島→東京)
移動の前にまずはひとっ風呂。御神火温泉1人710円。
今度は船ではなく高速船シーガルなのだが、現在シーガルは退役してジェットフォイルの船に交代。
本編は13時伊豆大島発だが、現在は15時50分。
これでは以降の行程に間に合わないため、残念ではあるが10時45分発の便に乗船する。5,280円。
島にいれる時間は少ないため、温泉に浸かるなら相当キツキツな時間となる。
港からは恐らくタクシー移動だと仮定して移動。1,150円
※静岡県熱海港船客待合所が検索に引っかからなかったためすぐ横のサンレモ公園で料金検索
熱海から東京は新幹線移動。3,740円。
次の移動まではかなりの時間があるのでゆっくりしてよき。
飛行機(東京→高知)
何かと四国に引き寄せられがちな一行は、当然のように四国は高知へ。
通常料金はおそらく43,720円。
東京から羽田への移動は列車。470円。
夜行バス(高知→大阪)
初日から夜行バス、よさこい号。
厳かなバスはサイドブレーキをかけた際に発するプシュー音で一行を威圧。
一般的な夜行バスば3列。よさこい号も例に漏れず3列であるが、
後方の一部座席からはなぜか4列シート
その結果、3列と4列の分かれ目に座る大泉は当然こうなる。
なお現在のよさこい号はとさでん交通と阪急バスの共同運行。3列独立型となっている。
高知から大阪は6,900円。
なお高知駅までの移動手段はいろいろあるが恐らくタクシー移動だろうと想定。5,220円
普通列車(大阪→法隆寺)
直行便千歳の選択肢もあったが出たのは法隆寺。
新今宮で一度乗り換えて法隆寺へ。650円。
普通列車+新幹線+レンタカー(法隆寺→松山)
ミスターことダメ人間無類の四国好きが出したのは四国は松山行きの出目。
飛行機を使わず在来線と新幹線を乗り継ぎ、なんならしまなみ海道をレンタカーで走って松山へ向かう。
四国のいい景色を嫌っていうほど味わって欲しい。
なお本編では多々良(多々羅)温泉に入っていたのだが、
2018年の西日本豪雨の影響からの復旧を断念したため現在は入湯できない。
法隆寺から在来線乗り継いで新大阪へ。
新尾道には極めて一部のひかりかこだましか停まらないため、こだまで新尾道へ。8,570円。
新尾道から松山まではレンタカー。
当日一般料金乗り捨て込みで5,500円(※料金はレンタカー屋によって異なる)。
新尾道から松山までは車で2時間程度だが、本編では温泉やら耕三寺に寄ったりしているためそこそこ時間がかかっている。
飛行機(松山→東京)
大泉がサイコロを振れば北へ向かう。振り出しの羽田へ戻ることとなった。
本来であれば本編に一番近い19時台の便に乗りたいところだが、それだと次の行程に間に合わないため17時台の便に搭乗することを推奨。38,870円。
松山駅から出発したとして空港まではバスで700円。
夜行バス(東京→弘前)
夜行バスの女王、ノクターン号。
後方の一部に設定されているスーパーシートは2列席で、幅広・がっつりリクライニング・テレビ付きの極楽仕様。
一行は軽く一杯やって今までとは違うバスの雰囲気を嗜んでいた。
なお現在はスーパーシートが廃止されている。
ノクターン号もニューノクターン号やノクターン・ネオ号などの名称に変更されている。
片道9,000円。
スーパーシートに乗車できない分、一行よりも辛い移動となる。
なお空港から新宿のバス乗り場までは恐らく在来線移動。500円。
飛行機(弘前→博多)
やっぱりダメ人間ミスターはミスターであった。北海道はもう目前である。
1から3の出目は北海道、4から6の出目は博多。1/2を外して博多へ行くこととなった。
以前はJASが直行便を出していたが、現在は会社自体が存在しなく直行便も他社が運行していないため、乗り継ぎが必要となる。
乗り継ぎ空港はいくつかあるが、直行で行けない。福岡でカメラが回った際は既に16時だったため、弘前で多少なり時間はある。風呂に入るなり飯食うなりしていたのだろう。
青森から羽田、羽田から福岡へ。乗継割を使用。25,970円+30,180円。
空港まではタクシー移動でも良いのだが、時間に余裕もありバスも出ているためバス移動を選択。
1,200円。
新幹線(福岡→大阪)
大泉が振ると北へ近づく。新大阪へ。
本編で乗ったのぞみ28号はダイヤ改正で別の時間帯に運行されているため別の号に乗る。
空港から博多まで私鉄で移動。博多から新幹線で新大阪へ。15,010円。
新大阪着が20時頃となるわけだが、時間帯が夜ということもあり次の移動手段は当然限られてくる。
大阪一泊
ようやくミスターがやってくれた!
大阪一泊。ホテル日航大阪宿泊とのことなので当該ホテルで料金検索。
四人部屋は嫌だよ?全部ツインで!!と言っているため、ツイン宿泊。
スーペリアツインお一人様31,500円。
タクってそうだがまあここは地下鉄でホテルへ。230円。
飛行機(新幹線→高知)
ミスターが最後に出した目は高知行き。ここでも1/2で札幌へ帰れたにもかかわらず高知。最後までミスターはダメ人間だった。
憔悴しきったミスターは
偶然現地に居合わせたお遍路さん巡り御一行のあとを付いてお遍路に向かった…。
完
まずは伊丹空港へ移動。660円。
※関西国際空港からは高知行きが発着していないため。
伊丹から高知へ、当日予約のためちょっと値段が高い。23,640円。
以上でサイコロの旅、完結。
総額
現在地 | 目的地 | 手段 | 料金 | 備考 |
東京 | 伊豆大島 | 普通列車+タクシー+飛行機 | 15,675円 | |
伊豆大島 | 東京 | フェリー+タクシー+新幹線 | 10,880円 | 温泉入浴代含む |
東京 | 高知 | 普通列車+飛行機 | 44,190円 | |
高知 | 大阪 | タクシー+夜行バス | 12,120円 | スーパーシート廃止 |
大阪 | 法隆寺 | 普通列車 | 650円 | |
法隆寺 | 松山 | 普通列車+新幹線+レンタカー | 14,070円 | |
松山 | 東京 | バス+飛行機 | 39,570円 | |
東京 | 弘前 | 夜行バス | 9,500円 | |
弘前 | 福岡 | バス+飛行機 | 57,350円 | 直行便廃止に伴い乗継便利用 |
福岡 | 大阪 | 普通列車+新幹線 | 15,010円 | |
大阪 | 大阪一泊 | 31,500円 | ホテル日航大阪スーペリアツイン | |
大阪 | 高知 | 普通列車+飛行機 | 24,300円 |
合計274,815円
飛行機多用のためサイコロの旅6にて過去最高額を叩き出した。
とはいえ勝手にタクシー利用だと推定しているため、仮にその箇所を別の手段で移動していたとしたらもう少し安くなる。
番組予算も番組の人気に合わせて上昇傾向。サイコロの旅6(実質サイコロの旅最終回)にて最高額となった。もちろん海外企画であれば、海外の場所によるがこんな金額往復の飛行機代だけで消える。
基本的には4人旅であるが、何周にも渡って放送される番組を1人頭これくらいの金額(サイコロ1や2では1桁万円台)で敢行できるのであれば、テレビ局にとっても嬉しい。パフォーマンス性はなかなか高い。ただし出演陣や帯同スタッフの体調は一切考慮しないものとする。
現在のどうでしょう軍団一行の知名度を考えれば、今後サイコロの旅はもうできない。実質的にこのサイコロの旅6がサイコロ旅最終回なのだろう。
余談だが2023年最新作は西表島のロビンソンに会いに行くらしい。
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