青森県に存在するJリーグチーム
ヴァンラーレ八戸
JFLにラインメール青森FCも存在するが、Jリーグ管轄(JFA)を優先して、本稿ではヴァンラーレ八戸にフォーカスを合わせる。
北海道・東北のスタジアム
スタジアム
多賀多目的運動場
(ネーミングライツをプライフーズが買っているため2024年12月31日まではプライフーズスタジアム)
画像を見て頂ければ分かりやすいが、バックスタンド及びゴール裏2面は芝生仕様。J 1・ J 2のスタジアム基準によれば 椅子席は J 1で1,0000席以上 J 2は8000席以上の座席があることとある。尚芝生席は観客席とはみなされない。つまるところ、現在のスタジアムの仕様では 本来J 2以上のクラブライセンスが交付されない。
しかしこちらのページを見て欲しい。
2022年度 第10回Jリーグ理事会後チェアマン定例会見発言録
J2クラブライセンスが交付されている・・・!!!
議事録によれば”将来的に基準を満たすということをお約束いただいている“とのことで、条件付きで J 2クラブライセンスが交付されたのである。つまるところそう遠くない将来、スタジアム改修もしくは新スタジアムが設立される可能性も否定できない。芝生席を堪能するなら今のうちかもしれない。
スタジアム概要
開園:2016年10月2日
収容人数:5,200人
最寄り駅:陸奥市川駅(青い森鉄道) 徒歩約50分
※市営バスの利用や八戸駅からタクシー利用を推奨されているため、徒歩でのアクセスはやめた方がいい。詳しくはヴァンラーレ八戸のスタジアムページにて要確認。
駐車場:常設396台+臨時駐車場約1,000台
公共交通機関orタクシー利用必須
とてもではないが徒歩でのアクセスはやめたほうがいい。
自身は基本公共交通機関+徒歩派だが、この距離の徒歩は流石にキツすぎる。夏場や冬場なら尚更。
車社会のため現地サポーターは基本自家用車で来ている模様。アウェイサポは八戸駅からのタクシー、もしくは付近から運転されているバス、ないしはヴァンラーレ八戸応援タクシー定額運航サービスの利用を推奨。
雨天時の準備は怠らないように
スタジアムは前述の通り、メインスタンドを除き芝生席。陽気なお天気であればむしろ好環境かもしれないが、雨天時のビニールシートなどは必須。 持ってきていなければお尻がずぶ濡れになることを覚悟しておかなければならない。
なおメインスタンド側座席にも屋根は無い。雨天時は雨がっぱなど持参するか、びしょ濡れ上等男気観戦の心持ちで。
オーロラビジョン完備
スタジアムによっては今でも電光掲示板が現役バリバリなところもある中、このスタジアムはオーロラビジョン完備。
これだけでも他スタにマウントとれる。一昔前は電光掲示板にドット絵で選手紹介するみたいなこともあったが、時代はやっぱりカラーよカラー。
緊急時は避難所として活用
この競技場を建設した目的を調べていると、多賀地区の活力創出、津波避難複合施設といったワードが散見された。ただ単に運動場としての活用だけではなく、災害時の避難所として活用する一体型のスタジアム(運動場)として建設されたとのこと。実際メインスタンド側建物の一部は集会所兼避難所として活用。備蓄倉庫なども備わっているらしい。
総括
コスパ(主にコスト)重視の開放的スタジアム
建設費33億6千万。ここ10年来に作られたスタジアムでは相当安い。観客席についても下手に芝生を掘り起こされない限り、こまめな手入れも必要ない(ピッチを除く)。同カテゴリ他サポから煽られたら、おめぇんとこ、オーロラビジョンあるのか?で半数以上が黙る。
動線の都合上スタジアムグルメへのアクセスなどは一部不十分なところもあるが、ピクニック感覚でカジュアルなサッカー観戦をしたいのであれば問題なし。ヴァンラーレがここから更にカテゴリを上げてJ2,J1を視野に入れるとなれば、当然スタジアム改修の必要も出てくるが…。
北海道・東北のスタジアム
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